NKen’s diary

プラチンブリ(タイ)から書きたい事を書いて行きます

カオヤイ登山

 今日は12月3日(日)3連休の初日である。 普通の会社は4日は休みではないが、なぜか我が社は3連休。 まだ余り遊びに行く気にもならないのであるが、流石に3日間家に居る気にもならず、出かける事にする。

 

 昨年12月から歩きを始めて、1日1万歩を目標にしている。 最近はほぼ1万3千位歩いているが、毎日道路ばかりで飽きて来たので、気分を変えてカオヤイ登山に行ってみる事にした。 比較的近くの山なので何度か行ってはいるけど、ゆっくり歩いた事は無い気がする。 そもそも近くと行っても80Km位あるので、頻繁に行く気にはなれない。 神戸に住んでいた時は、山まで500m、海まで3Kmだったので差が大きい。 海も山も気が向いたら出かけるところで、気合を入れて行く様な物では無かった。しかし此処は、海も山も遠い。

 

 一人で車で出かける。 朝8時頃家を出て、1時間そこそこで国立公園の入口に着いた。 入山料を払い先に進む、車も比較的少なく快適である。 1か所目のポイント、ナムトックヘウナロック(ヘウナロック滝)へ行く道の入口に9時40分頃到着。 車を停めて歩き始める、駐車場のところどころにサルに餌やり禁止の看板が出ている。 確かにサルの姿も見えた。

ヘウナロック滝へ向かう登山道口

登山道案内

 比較的綺麗な歩道を歩き進む、人も結構いる

ヘウナロック滝への遊歩道

 結構道が厳しいと聞いていたが、いたって平坦な道が続く。 15分ほど歩いて滝に到着、滝のすぐ手前だけが比較的急な階段になっていて帰りはしんどいかも。

ヘウナロック滝

 タイにしては珍しく立派な滝である。 20年以上もプラチンブリに住んでいて初めて来たと言うのも。。。

 しばらく滝を眺めて、来た道を駐車場まで歩いて戻る。 まだ10時過ぎであるがお腹が空いてきたので、休憩所でお菓子を食べようと食べ始めてちょっと気を緩めたすきに、サルが走って来てお菓子の袋を持って行ってしまった。 アッと思ったが追いかける事も出来ず立ち尽くす。 すると今度は大きなサルがやって来てカバンを奪おうとするのでひっぱり返したが、おでこを少し引っ掛かれてしまった。 休憩所に座った時はサルも見えず油断してしまった。 大したことは無かったので良かったけどサルは危険なので気をつけましょう。

 

 車に乗り次のポイントに向かう。 三叉路?を右に行きナムトックヘウスワットに向かう。 途中キャンプ場などの横を通過し、11時40分頃駐車場へ到着。 駐車場入り口の左側に滝に降りる道がある。 

ヘウスワット滝へ降りる道

 5分ほど歩いて滝に到着、此処は駐車場からも近く人も多い。 自分も以前にも来た事がある。 それなりに綺麗である。

ヘウスワット滝

横の方にも回って見る

 駐車場に戻り、休憩所でお弁当を食べるが、サルは居ないだろうなと警戒しながら食べる。 食べ終わった後、ナムトックパークルアイマーイの看板が有るのでそちらに行ってみる事にする。

パークルアイマーイ滝 2.3Km

 2.3Kmなので30分そこそこかなと思って歩き始める。 道は歩きやすいが、人はたまにすれ違う位でそんなに多くない。 時々スマホで位置を確かめる。 間違う様な道では無かったし、登山道までスマホには出ていないけど、今居るところが判るので精神的に楽である。 40分位歩いた頃に滝まで20mの看板、これ看板無いとほぼ確実に通り過ぎる。

パークルアイマーイ滝まで20m

 途中歩いていた人が話していた通り、、、 滝と言うよりただ少し段差の有る所を水が流れているだけと言った感じ。

 

パークルアイマーイ滝

 少し休憩して歩いて来た道を戻る。 このまま来る時に通り過ぎたキャンプ場の方に抜けれるのだとは思うけど、そうすると駐車場に戻るのが面倒なので仕方がない。 途中象の大きな糞が落ちていた、歩いていて象に合うと怖いだろうな。 往復で1時間半位歩いただろうか、再び車に乗り元来た道を戻る。 三叉路を今度は右折し、少しサラブリ側に行った所に池が有り、多くの人が景色を眺めている。 以前この辺りで象を見たがこの日は何もいない、少し行き過ぎたところで駐車場に車を停める。 象はいないが、シカがいた。

この辺りは景色が良い

 

 歩いて少し戻り池の淵に行ってみると、登山道らしき看板が有った。 約60分と書いて有るので行ってみる事にする。

登山道の看板

 始めは良い道だったが、だんだん細い道になって来る、それでもポイント番号が書かれた札が時々立てられているので、間違ってはいないだろうと思う。 しかし、看板には左に曲がって池の裏を回る様になっていたと思うのに、右に行っている気がする。 スマホで見てもその通りだ、しばらくすると道案内人に連れられたグループに遭遇。 聞いてみると、この先右に行けば案内所の方に出られる、左に行けばそのまま登山道を進むことになるとの事であった。 間もなくして標識に出会う。

登山道の標識

 しかし、彼が言っていた右側の道に付いては案内が無い。 でも間違いはないだろうと右に進む。 途中で数人の外人さんグループにすれ違う、道がだんだん細くなるが、道としては認識できる。 しばらくすると建物が見える開けたところに出たが、そこには通行禁止の看板が反対向きに立っていた。 今歩いて来た道は歩行禁止?

登山道から抜け出たところのレストラン

 そこからは、車道を数百m歩いて駐車場に戻る。 1時間20分位歩いただろうか。
後は車を運転して帰るだけである。 時々センターラインを越えて来る車もいるし、気を付けながら普通に走っていると、後ろの車は結構追い抜いて行く。 こちらは老人運転なので気にしない。。。 家に着いたのは夕方5時半頃だったかな。

 結構頑張って歩いたつもりであるけど意外と歩けない物ですね。 またの機会に残りの部分も歩いてみたい。 それでも2万歩、こんなもんか。。。 ちなみに車の走行距離は190Km やはり遠い。